ターンオーバーを保つには

お肌の調子が「最近なんとなく悪い」「スキンケアしてもいまいち効果を感じない」と感じることはありませんか?

そんなときに見直してほしいのが、**肌のターンオーバー(新陳代謝のサイクル)**です。

ターンオーバーとは?

ターンオーバーとは、お肌の一番下にある基底層で新しい細胞が生まれ、角質層まで押し上げられ、最終的に古い角質として剥がれ落ちるまでのサイクルのこと。

健康な肌では約28日でこのサイクルが繰り返されています。

ところが、年齢や生活習慣、季節の変化などによって、この周期が乱れると肌トラブルが起こりやすくなります。

ターンオーバーが早すぎると未熟な細胞が表面に出て乾燥や赤みを引き起こし、遅すぎると古い角質が溜まってごわつき・くすみ・毛穴詰まりの原因になります。

ターンオーバーが乱れる主な原因

1. 睡眠不足・ストレス

 肌の修復や再生は睡眠中に分泌される「成長ホルモン」によって行われます。

 寝不足やストレスが続くとホルモンバランスが乱れ、ターンオーバーがうまく回らなくなります。

2. 紫外線ダメージ

 紫外線を浴びると肌は防御反応として角質を厚くし、結果的にターンオーバーを遅らせてしまいます。

 シミ・くすみ・乾燥を引き起こす原因にも。

3. 乾燥

 肌が乾燥するとバリア機能が低下し、未熟な細胞が表面に出やすくなります。

 また乾燥により角質が硬くなることで、古い角質がうまく剥がれずサイクルが滞ります。

4. 加齢

 年齢を重ねると肌の再生スピードはゆっくりになり、ターンオーバーは40〜60日ほどに。

 それにより、くすみやハリの低下が目立ちやすくなります。

5. 栄養バランスの乱れ

 肌の材料となるタンパク質やビタミンC・亜鉛などが不足すると、新しい細胞を作る力が弱まります。

 外側のケアだけでなく、内側の栄養サポートも大切です。

ターンオーバーを整えるためのポイント

① 質の良い睡眠をとる

22時〜2時は「肌のゴールデンタイム」と呼ばれ、成長ホルモンが多く分泌される時間帯です。

就寝前はスマホを見すぎず、ぬるめのお風呂で体を温め、リラックスして眠ることでお肌の再生力をサポートします。

② 毎日の保湿ケアを丁寧に

化粧水は手のひらで包み込むようにしっかり浸透させ、乳液やクリームで水分を逃さないようにフタをしてあげましょう。

乾燥を防ぐことで、角質の生まれ変わりをスムーズに整えられます。

③ 紫外線対策を一年中

紫外線は季節を問わず肌の老化を進める原因。

「家にいるだけだから大丈夫」と思っても、室内にも紫外線は入ってきます。

日焼け止めやUVカット機能付き下地を毎日使用しましょう。

④ 食事・サプリメントで内側からサポート

・ビタミンC → コラーゲン生成を助け、シミ・くすみ対策に

・亜鉛 → 肌の新陳代謝を促す

・鉄分 → 酸素を肌細胞に届けるサポート

これらを意識的に摂ることで、内側から健康的なターンオーバーを維持できます。

食事で補いにくい場合は、サプリメントを取り入れるのもおすすめです。

⑤ 定期的な角質ケア・サロンケア

おうちケアだけで追いつかない古い角質や毛穴詰まりは、ハイドラフェイシャルララピールなどのサロンケアでリセットしてあげましょう。

ターンオーバーを無理なく促し、つるんと透明感のあるお肌へ導きます。

サロンでは肌の状態に合わせて最適なペースをアドバイスいたします。

まとめ

ターンオーバーを整えることは、あらゆる肌悩みを改善する“土台づくり”です。

どんなに良い化粧品を使っても、肌の生まれ変わりが乱れていると効果を感じにくくなってしまいます。

日々の生活習慣を整えつつ、定期的なプロケアを取り入れてあげることで、

お肌は本来のチカラを取り戻し、うるおいと透明感のある理想の肌へ近づきます。

当サロンでは、お一人おひとりのお肌の状態に合わせて、

「ターンオーバーを整えるための最適なケア」をご提案しています。

お肌のごわつき・くすみ・ニキビなどでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください


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