大人ニキビが治らない理由とは?原因とケア方
「大人になってからニキビが増えた」
「しっかり洗顔しているのに治らない」
そんなお悩み、実はとても多いです。
思春期のニキビは皮脂の分泌が多いことが原因ですが、
大人ニキビは生活習慣・ホルモンバランス・スキンケア方法の乱れなど、複合的な要因が重なって起こります。
ここでは、“大人ニキビがなかなか治らない理由”を解説します!!
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① 肌のバリア機能が低下している
大人ニキビの一番の原因は「乾燥によるバリア機能の低下」です。
肌はもともと、外部刺激から守る「角質層」というバリアを持っています。
しかし、
• 洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使う
• 熱いお湯で洗う
• ゴシゴシこする
こうしたスキンケアを続けることで、角質層が傷つき、水分が逃げやすい肌に。
乾燥した肌は、「これ以上水分を逃がさないように」と皮脂を余分に出してしまいます。
その結果、毛穴が詰まり、炎症が起きてニキビができてしまうのです。
ケアのポイント
・洗顔は32〜34℃のぬるま湯でやさしく。
・洗顔後はすばやくに化粧水で水分補給を。
・水分と油分のバランスを整えるため保湿は必須。
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️② 食生活や睡眠の乱れ
忙しい毎日で、ついコンビニ食や夜更かしが続いていませんか?
大人ニキビは、内側からの乱れも大きく関係しています。
脂っこい食事・糖質過多・睡眠不足は、皮脂分泌を活発にし、ホルモンバランスを乱します。
特に「睡眠中」はお肌の再生タイム。
寝不足が続くとターンオーバー(肌の生まれ変わり)が遅れ、ニキビ跡も治りにくくなります。
改善のポイント
・夜はできるだけ23時までに就寝。
・水分を1日1.5〜2L目安で摂取。
・甘いもの・揚げ物・乳製品のとりすぎに注意。
体の内側を整えることが、外側の肌トラブル改善にもつながります。
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③ 間違ったスキンケア
「ニキビ=脂っぽい肌」と思い込み、さっぱりタイプの化粧品ばかり使っていませんか?
実はこれも悪循環のひとつ。
アルコール入りの化粧水や、皮脂を取りすぎるケアは一時的にスッキリしても、
肌が乾燥してまた皮脂を過剰分泌してしまいます。
また、ニキビが気になるからといって何種類も重ね使いをすると、
成分が刺激になり、かえって肌荒れを悪化させることも。
正しいケアの流れ
1. やさしくクレンジング&洗顔
2. 化粧水で水分補給
3. 美容液で肌機能を整える
4. 乳液やクリームでうるおいを守る
「必要なケアを、必要な量で」これが肌を安定させる近道です。
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④ ホルモンバランスとストレスの影響
生理前や忙しい時期になると、あご・フェイスラインにニキビが出る方も多いですよね。
それは女性ホルモンのバランスが乱れているサインです。
ストレスや疲れによって自律神経が乱れると、男性ホルモン(皮脂分泌を促す)が優位になり、
皮脂が過剰に出やすくなります。
ケア方法
・深呼吸や軽いストレッチでリラックス
・入浴で体を温め、血行を促進
・お風呂後すぐにスキンケアで保湿を忘れずに
体と心のバランスを整えることで、肌も穏やかになります。
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⑤ 自分の肌に合ったケアを見つけることが大切
大人ニキビの原因は1つではなく、肌質・生活・ストレスなど人それぞれ。
自己流ケアでなかなか改善しない方は、一度プロの目でお肌をチェックしてもらうのがおすすめです。
当サロンでは、肌状態を細かく分析し、
「今の肌に必要なケア」と「自宅での正しいホームケア方法」をお伝えしています。
肌の状態をリセットするハイドラフェイシャルや、
炎症を落ち着かせて肌再生を促すララピールなど、
お悩みに合わせたメニューを組み合わせることで、より早い改善が期待できます。
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まとめ
大人ニキビが治らないのは、
・乾燥とバリア機能の低下
・生活習慣の乱れ
・間違ったスキンケア
・ホルモンバランスのゆらぎ
これらが複雑に関係しているから。
焦らず、肌と向き合いながら「整えるケア」を続けていくことが大切です。
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お肌は“変わる”力を持っています。
正しいケアを知ることで、必ず今より安定した素肌に近づけます。